あなたの人生を変える美容室
拡張移転にともなうブランディング

2018 / Client : chill hair様
ブランディング
そもそも、弊社代表の澤井は美容室に行くのが大の苦手。あの独特の雰囲気に緊張して、椅子に座ってもじっとしていられない。「今日はどうされます?」なんて質問にはもちろん上手く答えられず、挙げ句仕上がった髪型が、なんだかしっくり来ない…。そんな訳で、かれこれ20年ほど自分で髪の毛を切っていました。そこに訪れた転機こそ『chill hair』のオーナーとの出会いでした。決して奢らず、あくまで真摯に、プロとして高い技術力を持って、お客様一人ひとりに向き合う。『chill hair』の真っすぐな姿勢と確かな技術に惹かれ、ここ数年通い続けています。そんな『chill hair』が拡張移転するので、デザインを協力して欲しいという嬉しいお話をいただきました。これは、やるしかありません!

「店」はもちろん大切なのは「人」だと思う

ユーザー視点で考えるなら、美容室を選ぶこと=自分のヘアスタイルを任せる人を選ぶこと、のはず。『chill hair』の個性豊かなスタッフを、なんとか名刺で表現したい。はじめてのお客様にも覚えてもらえるように、少しでも話のきっかけになるように…そんな想いから「名前」をメインにした名刺デザインが生まれました。愛着を持って使っていただけるよう、2トーンのカラーはスタッフが自分で好きな色を選べるスタイルをご提案しました。

 

シンプルが正解

「店舗に華美な装飾は施さない」「美容師に本当に必要なのは技術=ヘアデザイン」「強いところも、弱いところもさらけ出して、人としてお客様に向き合う」。新店舗のお話を聞くにつれ『chill hair』に必要なデザイン=無駄のないもの、という方向性が定まってきました。まず着手したのは、すでにあったロゴを新店舗の方針にあわせて整えながら、ショッパーバッグをデザインすること。モノクロ×ロゴのみの5パターンを用意して「どれがchill hairっぽいか」「持っていてカッコイイか」スタッフみんなで話し合いながらデザインを決めていきました。

 

間違えないこともデザインの役割のひとつ

原料や素材にこだわった『chill hair』オリジナルプロダクトのパッケージシール。これまでも統一されたデザインのシールは存在しましたが、ひとつ問題がありました。それは貼り間違い。シャンプー・トリートメント・アウトバスの3シリーズそれぞれに、サイズ違いや髪質に合わせたアイテムが複数あり、忙しい業務の合間にスタッフの方々が手で貼っていたので「これはどのシール?」といった管理のしづらさが課題でした。新しいデザインでは「モノクロでシンプル」な世界観を守りながら、アイテムの頭文字を目立たせる&ロゴの組み方を変えることで「ぱっと見て間違わないデザイン」を目指しました。

 

美容室の当たり前を変えていく

長年美容室から足を背けていた人間が通うほどの美容室。他のサロンと一緒のはずがありません。業界最大手の集客サイトやフリーペーパーは使わない。無駄なディスカウントの連発もしない。「大切なのは技術。初めて来ていただいたお客様に、感謝の気持ちを届けて最高のヘアデザインを提供する。」その姿勢をブレなく伝えるための広告ツールはどうあるべきかを考えながら、デザインに取り組んでいきました。「本当にchill hairを必要としている人が共感し、一度行ってみようと思えるもの」を合い言葉に、よくある綺麗なカットモデルをメインにした広告写真は使わず、メニューや料金の押し売りをせず、伝えたい気持ちをシンプルに言葉だけで伝えるDM等を制作しました。

 

必要な情報を届けて集客に繋げるWEBサイト

『chill hair』はとことん美容に真面目なサロン。「その真面目さをそのままWEBサイトにしませんか?」とご提案させていただきました。たいていの美容室は、やれコンセプトだカット事例だと主張のオンパレードですが、それでは『chill hair』らしくありません。SEO対策もかねてブログ記事をメインとしたサイト構成にし『chill hair』の姿勢や考え方を細かく伝え続け、はじめてサイトを訪れた人にまず、知ってもらう。そして、日々の出来事をつづるfacebookと、カット技術を見せるInstagramを連動させながら『chill hair』を理解してもらう。大阪きっての美容室激戦区・南船場の一角から、業界の常識を打ち破る新しいチャレンジが始まりました。