タオル好きのタオル好きによる
タオル好きのためのタオルのブランディング

2017 / Client : 菊風たおる様
ブランディング
ことの発端は、喫茶店の他愛もない雑談でした。
「僕、タオルにはちょっとこだわってんねん。体を拭くタオルとかも毎日変えるし」「えーそうなの!実は私も。ホテルのタオルみたいなふわふわのタオルって気もち良いよね」「でも、そんなタオルって毎日使うには高すぎるし、ちょっと気後れするわ~」「だったら、毎日使える理想のタオル、作りましょうよ」「僕、泉州のタオル工場知ってるわ!いっぺん相談に行ってみよう」………??そんなこんなで、タオルにこだわるタオル好きの二人の話が盛り上がり、善は急げということでスタートした『菊風たおる』プロジェクト。たまたまその場に居合わせたRAWCREWも、なぜかこのプロジェクトに参加することに。何はともあれ、理想のタオルを求める旅が始まりました。

いざ130年の歴史を誇る泉州タオル発祥の地へ

向かったのは、日本のタオル産業発祥の地として130年以上の歴史を持つ、大阪・泉州地域。豊かな自然と和泉山脈から湧き出る澄んだ水に育まれて生まれた泉州タオルは、古くから日本人の生活ずっと支えてきました。大阪・泉州の地でタオルを作り続けて50年を越える「菊タオル工場」の職人・菊さんのご協力のもと『菊風たおる』づくりは進んでいきます。織り方、パイルの種類や長さ、晒し加工…理想のタオルを目指して何度も試作を重ねていきます。

 

商品完成の過程を撮影&取材して編集

そうしてやっと完成した『菊風たおる』。糸を織る段階から化学物質不使用にこだわり、脱色や染色をしないコットンそのままの生成り色のやさしい風合いのタオルは、一般的なタオルの2倍のパイルを使用し、長さや密度もミリ単位まで追求することで、柔軟剤なしでもふわふわの仕上がりに。さらに、化学物質を使わない抗菌・防臭加工を施すことで、部屋干ししてもイヤなニオイも残りません。

この『菊風たおる』完成まので工程は、カメラマンの杉谷さん協力のもと随時撮影を行い、取材を行いながらストーリーを編集。その様子をクラウドファンディングMAKUAKEに掲載して支援を募るお手伝いをしました。結果、目標金額50万円を上回る165%の支援を獲得し、大成功となりました。

 

商品を引き立てる飾らないデザイン

クラウドファンディングと平行して実施したのが、各種ツールの制作です。そのデザイン制作で何より大切にしたのは「やりすぎない」こと。ロゴマークはタオル好きの1人が手書きした文字を加工したものを採用。商品説明のリーフレットも、ざらざら風合いのものに極力少ない情報のみ。パッケージはただのダンボールにシールを貼っただけ。化学繊維を使わずこだわってつくられた『菊風たおる』にふさわしいのは、同じく「飾らないデザイン」であるべきだという考えがあったからでした。ただ、シンプルに仕上げただけではありません。『菊風たおる』がぴったりと収まるオリジナル設計のダンボール、そこにちょうどよく収まるサイズのリーフレットと、封ができるシール。一見シンプルなデザインの裏側には、細やかな設計があります。

 

安心感を与えるブランドWEBサイト

『菊風たおる』完成後のPRや販促の中心となるWEBサイトも作成しました。このWEBサイトもコンテンツはあくまでシンプルに。集客を目的とするのではなく、商品の世界観を感じてもらい、そのストーリーを理解してもらえるような設計としました。現在ではAmazonでの通販取扱いも開始し、InstagramやFacbookなどのSNSでの情報発信も積極的に行いながら、日々その魅力を世界に発信しています。