きづき

デザインのマンネリから楽しく脱却する方法

>研究

はじめまして。

rawcrewの生き物大好き代表、小山です!

今回初のブログ挑戦ということで、
私が思うデザインって何なんだろうを語りつつ、
超私流の『デザインのマンネリから楽しく脱却する方法』
についてご紹介させてもらおうと思います。

___デザイン学生時代。
学校で出された課題をやってると遂に私のデザインパターンにネタ切れが起こり、
同時に納得のいくデザインもうまく作れなくなった時がありました。
自信も失って、あれだけなりたかった夢のデザイナーも
「私には向いてないかも」とこの時期は何度も思いました。


でもこの方法を見つけてからというもの、
どんどん視野が広くなって自分の得意分野でなくても楽しんで取り組めたり
私にはこの方法があるから大丈夫だと少しづつ自信を取り戻せたんです。


具体的には
グラフィック系のデザインプロダクト系のデザイン か によって
方法を変えているのですがトクベツに今回は2つともご紹介させていただきます!



方法1:「 どんな味にするか 」



主にグラフィック系のデザインを考える時に使います。

私はデザインって目で食べる料理だと思っていて、
街を歩いては無意識にいろいろな広告を味見してしまいます。
デザインの食べ歩きです。
美味しいデザインは心の空腹を満たしてくれる気がします。


感じる味覚を具体的に例えると、、

「可愛らしい」=『甘い』

「かっこいい」=『スパイシー』

「堅い・難しい」=『苦い』


という感じです。

言えば「どんな味にするか」は『どんな印象にしたいか』ということなのですが

実例を出してみると、、


[ これは私がデザイン学生時代作った、コロナの収束を願うイラストポスターです。
大阪メトロ平野管区駅で一時期改札口近くに使って頂いていました。]

掲示期間が夏で、爽やかながらも親しみある印象にしたかったので
味のイメージは
『街のみんなに昔から愛されている小さな駄菓子屋さんの、
シュワっと甘いラムネ味』
です。


どうですか?ラムネの味はしましたか?
イメージを具体的に作ることで、色やタッチまで
一気にデザインイメージがしやすくなったりします。


あくまで作成側が勝手に設定した「味」なので
受け取る側に味は感じれなくとも、パッと見たときの印象が
「可愛らしくてどこか懐かしい感じ」であれば料理成功かなと思います。

どんな印象にしたいかデザインイメージを固める時、
どんな味にしようかな〜と考え始めるようにしてみると・・
どうでしょうか。ちょっと楽しくなってきませんか?

そしてもう1つ、私が優先して大事にしていることがあります。

それは情報の整理とボリューム感です。

「情報が少なすぎる(足りて無い)」=『味がしない』『食べ足りない』

「情報が多すぎる(詰め込みすぎ)」=『味がむつこい』『お腹いっぱい』

ずっと見ていても疲れない様な、わかりやすいグラフィックデザインは
小腹が満ちる程度の満腹度を視覚で感じられる気がします。
( 上のポスターはイラストメインの例外なので、この感覚の判断は難しいですが )
美味しい記憶を作れるように情報整理は日頃から優先して気をつけたいところです。


方法2:「どんな生き物にするか」



こっちは主にプロダクト系のデザインを考える時に使います。

( 私のお気に入りのおすすめカテゴリーは『昆虫』です )

ドドン
突然ですがここで問題です。


これは私が学生時代思いついた、
「お年寄りバスのつり革」のプロダクトデザインです。

コンセプトは『お年寄りの方を労る配慮ではなく元気でいてもらう配慮』です。
つり革の形をハンドグリップ型にすることで
バスに乗りながら握力のストレッチができます。
強度によって色が違う様なカラーバリエーションもあったら面白いなあ、
なんてことも考えてました。

さて、このつり革はどんな昆虫が
イメージになったデザインだと思いますか?

正解は・・


私の昆虫スケッチメモ

『ハサミムシ』です。

どうですか?見抜けましたか?

ハサミムシをイメージしたと言えど、ビジュアルをそのまま落とし込んだわけではないので分かった方はなかなか居ないと思います。

じゃあ私はハサミムシの何を参考にしたのか。

それはズバリ『 機能 』です。

ハサミムシの

・人間でも痛みを感じるほどのハサミの力

・胴体の柔軟性とムチっとした弾力性

今回はこの2点を中心にデザインに活かしました。

あんなに小さな体の小さな小さなハサミなのに
挟まれるとしっかり痛いし、ハサミムシって見かけによらず意外とパワフル。

これを人間の握力に例えて考えてみてて思いました。
硬い瓶でも「貸してみな」と簡単に開けてくれる
おばあちゃん、おじいちゃん。ってめっちゃかっこいいやん

ということで、柔軟性と弾力性をハンドグリップに活かした機能性あるつり革で、
乗車時お手軽に筋力をつけてもらえるようにしてみました。

こんなふうに、身近な生き物の特性や機能から
おもしろいヒントをいくつも貰うことができる
んです!

小さな微生物から大きなクジラまで・・生き物たちは、
時代や環境に合わせて常に体のデザインを進化させ続けてきていますよね。
だから生き物って、常にデザインの最先端にいると思ってるんです。

この方法を使うと、どんな生き物をチョイスするかどこに目を付けるかによって
同じコンセプトでも全く別の案をいくつも作れるようになっちゃいます。

私達は沢山の最新デザインの参考書と一緒に生きているんだと思うと
どこをみてもかっこいいお手本だらけ。ワクワクが止まりません!


・・という感じで
方法1では小腹を満たす程度の情報量がいいのだと紹介したにも関わらず、
お腹いっぱいのブログにしてしまいました。

もし何か煮詰まったときは是非一度参考にしてみてください。

あなたが参考にした昆虫の紹介、待ってます。

この記事を書いた人

小山 ひなた
お客さんの楽しそうな喜びの笑顔とお声を一番の栄養に生きてます。幼い頃から田舎の自然に囲まれて田んぼを走り回って育ちました。なので慣れてない高い建物とキラキラした街が怖いです。FUNは、生きもの観察が好きで、特に昆虫さんには普段デザインを考える時のヒントをもらってます。