きづき

自分の耳に合った最強イコライザー探しの旅

>研究

いきなりですがみなさんはどんなスタイルで音楽を聞いてますか?

昔はCDプレイヤーやミニコンポを利用してCDから直接音楽を聴いてましたが、近年SpotifyやApple Music、Amazon Musicなど音楽配信サブクスリプションを使う方が増えてきました。

私は聴きたいCDを取り込むためにiTunesを数年利用し、そのままApple Musicを移行しました。 (他のサブスクが嫌いってわけじゃなくてiTunes時代に入れた曲が全部移行できなくて諦めました…)

ではイヤホンやヘッドホンはどうでしょう?

今じゃ100均でイヤホンやヘッドホンが買えますし音質やメーカーなどこだわり出すと数万円もします。

私は音楽を聴ければ何でも良いやと1000円台のイヤホンを使ってましたが、半年でそのイヤホンが壊れ、次は壊れにくいだろうと5000円台のイヤホンに手を出し、そしてどんどん良いお値段のするイヤホンに買い替えるうちにオーディオ沼に片足を突っ込んでしまいました。

イヤホンを買い替えていくうちにメーカーによって音質が違っていて面白いと気づき始め、イヤホンが壊れて買い直す時がどのメーカーのイヤホンにしようか選ぶ時とてもワクワクします。

ですが、イヤホンの音だけでは何となく「もうちょっとこの音が欲しいな」「この音強すぎるな」と欲が出てきました。

そんなちょっとしたわがままを叶えてくれるのがイコライザーだと知り、試しにイコライザーを触ってみると**いろんな音質があって楽しい!**とイコライザーの魅力に気づいたのです。

さて、そんなことは置いていて。自分に耳に合ったイコライザー探しをしていきましょう。

とその前に理想の音質と普段聴く音楽のジャンルを整理してみます。

今更ですが音楽ど素人がちょっと音質にこだわりを持ち背伸びしてるだけ内容です。

理想の音質

冒頭にも書いた通り、イヤホン・ヘッドホンはメーカーによって重低音がいいだとか高音重視だとかいろいろありますが、聴いてみた中でこの音質が耳に合ってると気づいた点はこちらです。

  • ドンシャリ(低音域・高音域)は欲しい
  • でもドンシャリが強すぎると長時間聴いてる時に疲れる
  • RHAのイヤホンで音楽を聴いてる時が一番自然に耳に馴染んでる

3つ目のRHAを簡単に特徴を説明すると低音がしっかり響きつつも中音域とのバランスがとても良いイヤホンを作るイギリスのメーカーです。(今まで聴いてきたイヤホンのメーカーの中で1番のお気に入り)

音楽のジャンル

普段聴く音楽のジャンルはその時の気分で決めてて、幅広いようで大体ジャンルが決まってます。

  • ダンスミュージック(洋楽ハウスが多め)
  • K-POP
  • エレクトロスウィング
  • 邦楽ロック
  • ゲームやアニメ、映画のサウンドトラック
  • 吹奏楽

昔から周り影響で電子音楽系とロックには興味を持ってました。学生時代に生でオーケストラや吹奏楽の曲を聴いてからはサウンドトラックや吹奏楽など歌詞のない音楽にも興味を持ち聴くようになりました。

そんなイコライザーは簡単に周波数域を調整できるエフェクトのことです。

周波数帯域はこのようになっているみたいです。

  • 低音域 200Hz以下
  • 中音域 200Hz~1KHz
  • 高音域 2KHz~

ちなみに人間が聞き取れる音は20Hz〜20,000Hz(20kHz)と言われてるようです。

と、ここからようやくイコライザーを設定していきます!

肝心のイヤホンとイコライザーですが、最高クラスのノイズキャンセリングを搭載したSONY WF-1000MX4と同じくSONY Headphones Connect公式アプリを利用していきます。
イコライザーを変えてみた後は約30分くらい曲を聴くようにしてます。

イコライザーを設定してみよう

Headphones Connectアプリだとこれがノーマル状態

いつものやつ。なんだか低音が篭ってるように聴こえます。

次に低音が欲しいから低音を上げて調整してみましょう。
プリセットにあるBass Boostを試してみます。

一番下のベースのメーターが+8されました。これだけじゃ中音域と高音域が物足りないですね。

他にもプリセットで入ってるExsitedを試してみましょう。

左から-1、+1、±0、+3、+5、ベースは+8

全体的にメーターが上がってちょっと高音域が好きな具合に聴こえてきます!
ただこのままだと中音が少し物足りない気もします。

一からこのHzを調整するのは微妙に変化が分かりにくい。ということでちょっと他の人のお耳を拝借します(正直にズルしました…すみません!)

2016年頃、突如Eargasm Explosion(イヤガズムエクスプロージョン)というイコライザーSNSで公開され、どんな音楽でも心地よい音質に感じられる設定だと人気になりました。

Headphones ConnectアプリでEargasm Explosionを設定し、試しに聴いてみます。

左から+6、+5、+6、+10、+8、ベースは+7

全体的に迫力が増して中音域も響いてる(ように感じる)し好みの音質にだいぶ近づいてきました!
ですが聴いてる曲によって高音域がシャリシャリしてて気になります。

このEargasm Explosionを元に少しアレンジを加えてみます。
高音域が気になるから右の2つ6.3KHzと16KHzを少し下げてみます。

左から+6、+5、+6、+7、+7、ベースは+7

だいぶ自分好みの音質になってきました!
低音・高音の音域が出つつも中音域も出てて個人的にバランスが良く聴こえるようになりました😊

まとめ

実は昔ちょっとイコライザーを触ってみたことはありましたが、耳に合う音質無いしHzだとかよう分からんしでそこまで気にして無かったのもあって、これを機にちゃんと自分の耳に合ったイコライザーを探してもっと早くから設定したらよかったと少し後悔しています。

ここ最近、SONYの360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)やApple Musicから空間オーディオが出始めてきて、立体的な聴こえ方になりイコライザーも変わりそうです。

その時はイコライザーの研究を改めてしてみようと思います。

この記事を書いた人

石川 由莉
好きなものはオーディオ機器。イヤホンからサウンドバーまで7種類を場面によって使い分ける。最近はSONY WF-1000XM4がお気に入り。最近のNEWは、ミッドナイトの色に一目惚れしてM2 Macbook Airに買い換えたこと。これから空間オーディオを楽しめる環境に整えていきたいです。