きづき

超主観・おすすめマグカップ4選(+おまけ)

>発見

こんにちは。デザイナーの野田です。

最近引っ越しまして、生活の質がめっちゃ良くなりました。
モノを仕舞う場所があること… 作業部屋があること… 足の踏み場があること…
生きるとはこういうことかと、感涙に咽ぶほどの気持ちです。
もっとはよ引っ越せば良かった。

部屋も広くなったので、欲しかった家具や食器なんかを少しずつ集めているんですが、皆さんこだわりのアイテムはありますか?

僕はマグカップが好きで、ネットや店なんかで良さそうなのを見かけると、つい買い足してしまいます。実用はもちろんですが、どちらかといえば収拾癖みたいな感じです。

カップに取手が付くだけで、デザインに茶目っ気や愛嬌が生まれるのが良いですよね。以前見かけた作家のインタビュー記事か何かで、「マグカップは器界のTシャツ」と表現されていたけど、正に言い得て妙だなと思いました。キャッチー。

ということで今回は、実際に買っておすすめ(+おまけ)のマグカップをいくつか紹介したいと思います。お気に入りが見つかれば嬉しいです。
(この夏にピッタリ!とかじゃなくてすみません)


買って良かったマグ4選

① SUITAGAMA

SUITAGAMAは、大阪府吹田市の陶磁器工房で生まれたセラミックブランドです。マグカップには珍しい直線的(平面的)なデザインなんですが、ザラっとしたテクスチャや程よい角の丸みなど、そっけなさとあたたかさのバランスがとても気に入っています。中面はツルツルしてるのも洗いやすくて良いです。あと意外と、取手は四角い方が掴みやすいんだなと思いました。(人によるかも) 浅めなので、コーヒー1杯だけ…みたいな時に使います。地元が近いのですごい親近感&応援してます。


②平野日奈子さんのマグカップ

京都多治見市の工房で作陶されている、平野日奈子さんが手がけたマグカップ。
引越しの準備でお店をブラブラしているときに一目惚れして買いました。深い緑の釉薬の色味と大きな色ムラが特徴で、静かな湖畔の森!みたいな印象です。当時めちゃめちゃに疲れていたので、無意識に癒しを求めていたのかもしれない。
買い物、圧倒的にネットで良いやん派閥でしたが、どのムラがいちばん良いかな〜って選ぶのもまた良い経験でした。ぼーっとしたい時に使います。最近のお気に入りです。


③ DINEX mug

DINEXは、アメリカ・コネチカット州で生まれたテーブルウェアブランドです。
飲み口は正直いたって普通なんですが、ポリプロピレン+保温保冷という耐久性・機能性抜群なのが魅力です。軽い!丈夫!熱くない!の3拍子。(あと安い)
弊社代表がキャンプ好きで、年に1〜2回連れて行ってもらう機会があるんですが、その時に重宝しています。チープで無骨な見た目も好きです。


④ル・クルーゼのマグカップ

ホーローのキッチンウェアでお馴染み、ル・クルーゼのマグカップです。
壊れにくくて丈夫なとこも、レトロかつおフランスな見た目も好きなんですが…何よりも飲み心地が最高です。カップの縁が厚くツルッとしているので、なめらかでやさしい口当たりの飲み物を頂くときにぴったりです。最初は厚みに慣れなかったけど、次第に「これじゃないとな」ってなりました。ミルクティーを注ぐと色も相まってかわいくなるのも良いです。頂き物なんですが、なんだかんだ一番長く愛用してます。(飲み口ハゲてた)

+@ こんなのもあったよマグ

⑤1616 / S&B “Porcelain”

引用:https://flymee.jp/product/30567/?gclid=Cj0KCQjwlK-WBhDjARIsAO2sErTe3VftIhFBkaCsCPPrFd4B7weldnqEGM-KOkwuXV_RCbUy3zMz4zAaAl1XEALw_wcB

有田焼をベースに海外的な要素を組み込んだマグカップ。何より取手が特徴的ですよね。どう持つねんって感じですが、突き詰めるとマグカップの持ち手ってただの飾りなのかもしれない…と色々解釈できる余白も良いですね。元も子もないけど。プレゼントとかに良さそう。


⑥鍋島青磁マグカップ

引用:https://nabeshimahanyo-hyakusen.jp/products/kosen7/

対してこちらは「持ちやすさ」に特化したマグカップ。取手のD型形状がフィット感、グリップ感につながるとのこと。数々のデザイナー・バイヤーのお墨付きらしく、どれほどのものか気になりますね。大阪で実際に触れるお店ないのかな。


………

いかがでしょうか。記事を書くにあたって製法や素材など調べていく内に、マグ通り越して焼き物すげ〜となっています。今までは出来上がった商品を使うだけだったけど、過程とかも楽しみたいなという気持ちです。

皆さんも是非、お気に入りの素敵なマグカップを見つけてください。それでは。

この記事を書いた人

野田 祐馬
グラフィックデザイナー。紙・web・モーションなど、領域問わずお手伝いします。FUNは娯楽全般。デザインにハマったきっかけも、エウレカセブンというアニメのアイキャッチでした。最近はゲームばかりしています。実際に遊ぶことも配信を見ることも好きです。休日は大抵それで潰れます。自戒。