皆さんお盆休みは満喫できましたか? 今年は地元に戻ったり旅行に行く方も多かったのではないでしょうか。 私はインドアの鑑なので今年もどこにも行かずダラダラとお酒を飲みながら映画を観て過ごしました。
今回は個人的に出てくるお酒が印象的だったオススメの映画・ドラマを紹介します。
「海街diary」
鎌倉の一軒家で暮らす三姉妹の元に15年前に家出した父の娘「すず」が引っ越してくるところから話が展開。 三姉妹とすずが家族のかたちになっていく姿が海辺の街の柔らかい空気感と、そこに暮らす人々の日常とともに綴られていきます。
毎年恒例家族で作る「梅酒」
三姉妹は毎年庭の梅で梅酒を仕込みます。初めてすずを含めた四人で行う家族の恒例行事として梅酒づくりの場面が出てくるんですね。
梅酒って飲むのはもちろんですが、仕込んでいる時のワクワク感や熟成させている時の待つ楽しみも醍醐味ですよね。
海街diaryはもともと原作の漫画を先に読んでいたんですが、実写化のクオリティの高さに感動しました。 梅酒を楽しみながら観てほしい作品です。
「アナザーラウンド」
冴えない高校教師四人がノルウェー人哲学者の「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため実験をすることに。お酒で得られるメリットとデメリットが美しい映像とストーリーに落とし込まれたデンマーク映画。
世界最古のカクテル「セザラック」
劇中には様々なお酒が登場するんですが、一番印象的だったのが「セザラック」というカクテルが登場するシーン。アルコールの実験がエスカレートした4人が集まってお酒をがぶ飲みしていくシーンで飲酒に消極的だった主人公のマーティンでさえも飲まずにはいられないくらい魅力的に描かれているカクテルです。
アブサンに角砂糖、バーボン等強い酒を加え、仕上げにグラスのフチにオレンジを塗り付けるという肝臓がイカレるレシピ。
ちなみにサゼラックは「世界最古のカクテル」といわれています「カクテル」というジャンルができて初めて登場したのがサゼラックなんだとか。
北欧の映画って今まであまり観たことがなかったんですが、映像の美しさやシーンの切り取り方に情緒があって個人的にいいな〜と感じました。ラスト5分が一番好きなシーンなのでぜひ観て欲しいです。
「ウヨンウ弁護士は天才肌」
自閉スペクトラム症を抱える天才弁護士ウ・ヨンウが私生活や法廷での様々な試練と向き合い、自分の生き方を模索していくヒューマンドラマ。Netflixで配信されている韓国ドラマです。
飲みの場の定番「ソメク」
劇中では仕事仲間で飲みにいくシーンが多く観られます。主人公のヨンウ自体はお酒は飲まないのですが、皆で乾杯をするときにいつもタイミングを逃して混ざれない、そんなときに隣に座ったジュノが自分のグラスをヨンウのグラスに掲げて乾杯するシーンが可愛くてほっこりします。
そのとき皆が飲んでいるのは「ソメク」。
ソメクとは焼酎とビールを混ぜたお酒のことです。爆弾酒とも言われていますが、意外にビールの苦味と焼酎の強いアルコール感が消えて飲みやすいらしい…
現地でもこの飲み方が一般的で、老若男女問わずソメクで乾杯しています。
ちなみに韓国で有名なのは焼酎ですが、実はビールの消費量の方が多いとか。
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お酒が印象的だった映像作品3選いかがだったでしょうか?
涼しくなってきたのでゆっくりお酒を楽しみながら映画鑑賞するのにぴったりの季節ですね。
ぜひみなさんおすすめの映画教えてください。
お酒と一緒に楽しみますので…