こんにちは、RAWCREWのガーデニング部です。
今年の梅雨はなんだか気まぐれ。。梅雨入りしたかと思ったら、真夏のような暑い日が続いて、人も植物も適応するのが大変な毎日ですね。
梅雨の時期の有名な花に、紫陽花(アジサイ)があります。今日は紫陽花について少しガーデニング豆知識をお話します♪
アジサイ(紫陽花、英名・学名Hydrangea)とはアジサイ科アジサイ属の植物の総称です。学名は「水の容器」という意味で、そのまま「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」また、英語では「ハイドレインジア」と呼ばれています。一説では原産地は日本で、最初に発見されたのは、ガクアジサイ(額紫陽花)。その後、西洋へ渡って品種改良され、様々な種類が誕生したとも言われています。
👇奈良・吉野でみつけたアジサイ👇




紫陽花の名前は、真の藍色の花が集まるという意味で、「集(あず)+真(さ)+藍(あい)」が変化したものと言われています。紫陽花の花には、装飾花と真花(しんか/両性花)があって、花房の1つひとつは、中心部分に密集した真花と周囲を取り巻く4~5枚の大きな“花びらのようなもの”で構成されています。普段私たちが鑑賞している“花びらのようなもの”は装飾花で、ガク片が変化したものなんですね。

文学的にも歴史が古く、万葉集でも詠まれています。
紫陽花は昔は貴族に好まれた花で色が七変化するので 心変わりにつながり、節操を重んじる武士には好まれなかったと言われています。
紫陽花の花言葉は、「移り気」「浮気」「無常」が代表的です。これは、花の色が土壌や環境によって変化する様子を表しています。しかし、それだけでなく、色ごとに異なる花言葉も存在し、青い紫陽花は「辛抱強い愛情」、ピンクは「元気な女性」、白は「寛容」といった意味も持っています。
道端に紫陽花を見つけたら、梅雨の名花をしっとりと鑑賞してみるのも素敵ですね。